小学生の放課後の預け先比較|学童・民間学童・ファミサポ

2026年7月20日 ・ 復職後の備え

放課後の学童で遊ぶ子どもたち

先に結論。小学生の放課後の預け先は公立学童・放課後子ども教室・民間学童・ファミリー・サポート・習い事ハシゴの 5 種類。料金・時間・食事・送迎・空き状況で比較し、家庭の勤務時間と家計に合わせて組み合わせるのが実務的です。公立学童落選のプラン B は入学前から準備するのが安全。

5 種類の預け先比較

種類月額目安開所時間目安食事送迎主な特徴
公立学童保育4,000〜10,000 円15〜18/19 時おやつあり/給食なしなし就労要件あり
放課後子ども教室低額/無料学校日の 17 時前後なしなし全児童対象
民間学童30,000〜70,000 円15〜19/21 時夕食付きも送迎バスあり習い事一体型
ファミリー・サポート時給 700〜1,000 円個別調整応相談個別対応地域ボランティア
習い事ハシゴ各月謝の合計曜日別なし親負担学びも兼ねる

公立学童保育

概要

  • 自治体が運営(または委託)
  • 共働き・介護等の要件が必要
  • 学校内・学校近くに設置されることが多い
  • 待機児童が発生する自治体も多い(都市部)

料金

  • 月額 4,000〜10,000 円前後(自治体・世帯所得による)
  • おやつ代・教材費が別途
  • 減免制度がある自治体も

開所時間

  • 平日:放課後〜18/19 時
  • 土曜:8〜17 時前後
  • 長期休み:8〜18/19 時
  • 給食なし(弁当持参)

申込

  • **入学前年の秋〜冬(10〜12 月)**が締切
  • 兄弟加点・ひとり親加点等の選考基準あり

早期検討の詳細は 学童保育の早期検討|小1の壁を見据えた保活エリア選び

放課後子ども教室

概要

  • 学校施設で全児童対象の遊び場
  • 保護者の就労要件なし
  • 自治体・地域住民ボランティアが運営
  • 公立学童との一体運用が広がっている

料金

  • 多くは低額または無料
  • おやつ代・教材費のみ

開所時間

  • 短めのことが多い(17 時前後まで)
  • 長期休みは実施しない自治体も

学童との使い分け

  • 学童の代替にはならないことが多い
  • 学童+放課後子ども教室で時間帯を埋める併用も

民間学童

概要

  • 民間企業が運営
  • 就労要件なし(多くの場合)
  • 習い事一体型(英会話・プログラミング・スポーツ等)
  • 送迎バス・夕食提供・遅い時間までの預かり

料金

  • 月 3〜7 万円が相場
  • オプション(送迎・夕食)で追加費用
  • 入会金・年会費も

開所時間

  • 平日:19〜21 時まで対応の場所が多い
  • 長期休みも通常営業(弁当・夕食提供あり)
  • 共働き家庭のセーフティネット

使いどころ

  • 公立学童落選時
  • 公立学童の時間が足りない時
  • 習い事を一体化したい時
  • 中学受験塾への送迎兼

ファミリー・サポート(ファミサポ)

概要

  • 自治体運営の地域内相互援助制度
  • 会員登録した提供会員(有償ボランティア)が援助
  • 保育園・学童のお迎え、自宅預かり、送迎など

料金

  • 時給 700〜1,000 円前後(自治体差)
  • 事前登録・面談・研修が必要

使いどころ

  • 学童のお迎え代行
  • 塾・習い事の送り
  • 保護者の急な残業対応
  • 学童閉所日の単日利用

注意点

  • 提供会員のマッチングが必要(希望時間に合う人がいるか)
  • 短時間・単発利用に向く
  • 長時間の常時利用には不向き

共働き家庭のサポート

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習い事ハシゴ

概要

  • 曜日ごとに別の習い事で時間を埋める
  • 学びと預け先を兼ねる

例(週構成)

曜日予定
学童 → 帰宅
学童 → 英会話
学童 → 帰宅
学童 → 水泳
学童 → ピアノ

メリット

  • 学びが増える
  • 子の興味に沿った時間を作れる

デメリット

学年進行での使い分け

小 1〜小 3

  • 公立学童中心
  • 補完で民間学童・ファミサポ

小 4 の壁

  • 多くの公立学童が卒所(自治体差あり)
  • 民間学童・習い事ハシゴ・鍵っ子+GPSへの移行
  • 中学受験する家庭は塾中心

小 5〜小 6

  • 自立した過ごし方が増える
  • 習い事+短時間の在宅
  • 中学受験組は塾+自習室中心

公立学童に入れなかった場合のプラン B

主な選択肢

  1. 民間学童へ切り替え
  2. 習い事ハシゴで時間を埋める
  3. ファミサポ+短時間在宅
  4. 祖父母の応援
  5. 勤務調整(時短・在宅)

詳細は 学童に入れない時のプランB|民間学童・習い事ハシゴ

長期休みの追加対策

夏休み 40 日・冬休み 2 週間・春休み 2 週間は、通常より重い負担が発生します。

  • 学童は開所するが弁当必須
  • サマースクール・キャンプ型プログラムを活用する家庭も
  • お盆・年末年始は学童も閉所日あり
  • 祖父母への帰省預けを組み合わせる

長期休みの回し方は 小1の壁の乗り越え方 内でも解説。

子どもの学びサポート

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エリア選定への影響

放課後の預け先の充実度は地域差が大きいため、住み替え時の学区選定材料になります。

費用の年間試算例

公立学童中心

  • 学童月 6,000 円 × 12 = 72,000 円
  • おやつ・教材:年 10,000 円
  • 年 8 万円前後

民間学童中心

  • 民間学童月 5 万円 × 12 = 60 万円
  • 追加オプション:年 5 万円
  • 年 60〜70 万円

習い事ハシゴ型

  • 週 3 習い事 × 各月 8,000 円 × 12 = 約 29 万円
  • 年 20〜30 万円

家計への影響が大きいため、教育費全体で 保育料や教育費の税金控除教育費ピークの家計管理 も参照。

よくある失敗

失敗1:公立学童落選を想定せずプラン B なし

「公立に入れるだろう」と思って準備なしで臨むと、落選後に慌てて民間学童を探して定員切れ、というケースがあります。入学前年秋の段階で両方の情報を持っておくのが安全です。

失敗2:民間学童の料金負担で疲弊

月 5〜7 万円の民間学童を毎日利用すると、家計への影響が大きくなります。曜日別に組み合わせる(月水金は民間、火木は習い事等)と負担が下がります。

失敗3:ファミサポの単発利用を軽く見る

「必要な日だけ」と考えていても、提供会員とのマッチングは事前登録・面談が必要で、当日申し込みは難しいことが多いです。入学前に登録を済ませておくと安心です。

次に読むべき関連ページ

ご注意:本記事は 2026 年 7 月時点で一般に紹介されている放課後預け先制度の概要をもとに構成しています。公立学童の料金・開所時間・待機状況、民間学童のサービス内容、放課後子ども教室の運用、ファミリー・サポート事業の内容は自治体・年度で大きく異なります。個別の判断は必ず自治体・各事業者の一次資料でご確認ください。

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