認可保育園の指数(点数)と選考基準|入園確率を上げる加点項目
2026年5月4日 ・ 保活基礎
認可保育園の入園選考は 指数(点数)方式。先着順ではなく、家庭ごとに点数を算出し高い順に内定が出ます。本記事では、基準指数・加点項目・自治体差 を整理し、実際に取れる対策を提示します。
指数とは
各家庭の 保育の必要性の高さ を点数化したもの。一般的に:
最終指数 = 基準指数(両親の就労状況等)+ 調整指数(加点・減点)
基準指数は両親の就労形態・健康状態などから算出、調整指数は世帯状況から加減算されます。
基準指数(両親別の就労状況)
父・母それぞれに点数付与
| 状況 | 指数(例:世田谷区) | |---|---| | 居宅外労働 月20日以上 1日8時間以上 | 50点 | | 居宅外労働 月20日以上 1日6〜7時間 | 45点 | | 居宅外労働 月20日以上 1日4〜5時間 | 40点 | | 居宅内労働(自営・在宅)月20日以上 8時間以上 | 47点 | | 求職中 | 30点 | | 妊娠中・出産後 | 40点(時限) | | 疾病・障害 | 30〜50点(程度別) | | 介護・看護 | 30〜50点(時間別) |
両親フルタイムが標準(=「100点」)
夫婦ともに 50 点で 合計 100 点 が認可保育園選考の標準スコア。
人気区の人気園は 100 点 + 加点 5〜10 点 がボーダー。「両親フルタイム」だけでは入れない世界です。
調整指数(加点・減点項目)
加点項目(自治体共通)
| 項目 | 加点 | |---|---| | ひとり親世帯 | +5〜10点 | | 兄弟同園希望 | +1〜5点 | | 生活保護受給世帯 | +5点 | | 障害者手帳保有世帯 | +5〜10点 |
加点項目(自治体ごとに異なる)
| 項目 | 加点 | 自治体例 | |---|---|---| | 認可外保育施設利用 6ヶ月以上 | +1〜5点 | 多数 | | 育休復帰時に既に他自治体の認可外利用 | +1〜3点 | 一部 | | 転入予定(住民票異動済) | +1〜3点 | 一部 | | 同居祖父母不在 | +1〜2点 | 都内 |
減点項目
| 項目 | 減点 | |---|---| | 同居祖父母 65歳未満で就労なし(祖父母が見れる前提) | -2〜5点 | | 嘘の申告・不正書類 | 失格 |
自治体間の差
同じ「両親フルタイム」でも、自治体によって 指数の重み付けが異なります。
認可外利用加点が手厚い自治体(=育休→認可外→認可の戦略が有利)
- 文京区・千代田区・世田谷区(東京)
- 横浜市(神奈川)
- 福岡市
兄弟加点が手厚い自治体(=2人目以降が有利)
- 大田区・練馬区(東京)
- 川崎市
転入加点なし自治体(=引越しで指数下がる)
- 都内多数(公平性重視)
同点時のタイブレーク
最終指数が同点の場合、自治体ごとに優先順位 が決まっています。一般的な順序:
- ひとり親世帯
- 同一世帯児童数
- 世帯収入が低い順(所得階層)
- 申込日が早い順
- 抽選
申込日タイブレークがある自治体では 受付初日午前中 に申込みすると有利。
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ボーダーラインの読み方
各自治体は前年度の選考結果を 「指数別の内定状況」 として公開している場合があります(東京 23 区は概ね公開)。
例:世田谷区の人気園 X
- 1 歳児クラス内定者の最低指数:105 点
- 自分の指数:100 点(両親フルタイムのみ)
- 結論:通常選考では落選確率高 → 加点項目を増やす or 別園にスライド
実際に取れる対策
1. 認可外保育所を半年以上利用する
- 育休中でも、月数日でも利用 → 加点対象になる自治体多数
- 認可外利用料は自治体補助で実質負担を減らせる
2. 第二希望以下に「定員多め+徒歩圏」を入れる
- 人気園 1 つだけ書いて落ちると二次でも厳しい
- 子育てマップの市区町村別ページで施設数を確認
3. 兄弟児がいるなら同園優先
- 兄弟加点で 1〜5 点上乗せ可能
4. 復職時期を自治体に相談
- 「育休延長して 1 歳 4 月で確実に取る」vs「0 歳 4 月で取る」の判断
- 0 歳 4 月の方が倍率は低い(1.5〜3 倍)
5. 引越しは申込前に完了
- 申込時点で住民票がある自治体でしか選考対象にならない
まとめ
- 認可保育園の選考は 指数方式、両親フルタイムで標準 100 点
- 人気区・人気園は 100 + 加点 5〜10 点 がボーダー
- 加点項目は自治体ごとに異なるため、住む自治体の指数表 を必ず確認
- 認可外利用・兄弟加点は 計画的に取れる加点
子育てマップの各都道府県ガイドで施設密度を可視化し、徒歩圏の選択肢を増やすことで指数のリスクを分散できます。
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