大学入試の仕組み入門|総合型・学校推薦型・一般選抜の違い

2026年7月20日 ・ 進路・進学

大学のキャンパス

先に結論。大学入試は「総合型選抜(旧 AO)・学校推薦型選抜・一般選抜」の 3 方式で運用されます。実施時期は総合型 9〜11 月・推薦型 11〜12 月・一般 1〜3 月と段階的。国公立は共通テストと二次試験、私立は科目型と共通テスト利用型の組み合わせが基本。高 1・高 2 のうちに方式を理解して戦略を立てるのが定石です。

大学入試 3 方式の全体像

方式主な選考項目時期
総合型選抜(旧 AO)志望理由書・小論文・面接・活動実績9〜11 月
学校推薦型選抜(指定校)評定平均・面接・小論文11〜12 月
学校推薦型選抜(公募)評定平均・面接・小論文・共通テスト11〜12 月
一般選抜(私立)学力試験(3 科目型/共通テスト利用型)1〜3 月
一般選抜(国公立)共通テスト+二次試験1〜3 月

総合型選抜(旧 AO 入試)

特徴

  • 志望理由書・活動実績を重視
  • 面接・プレゼンが中心
  • 大学が求めるアドミッションポリシーへの適合度
  • 共通テストを課す大学もある

対策

  • 高 1・高 2 から活動実績を積む
  • 志望理由書の作成(自己分析+大学研究)
  • 小論文対策
  • 面接練習

詳細は 総合型選抜(旧AO)の対策

向く子

  • 明確な志望理由がある
  • 課外活動・部活で成果
  • プレゼン・発言が得意
  • 早めに大学を決めたい

学校推薦型選抜

指定校推薦

  • 特定の高校に対する推薦枠
  • 校内選考を経て推薦
  • 評定平均が主要基準
  • 合格すれば入学が原則

公募推薦

  • 大学が定める出願条件を満たせば誰でも
  • 内申+共通テスト・小論文・面接
  • 併願可否は大学で異なる

対策

一般選抜(一般入試)

私立の科目型

  • 3〜4 科目の学力試験
  • 大学ごとに独自問題
  • 1 大学複数学部・複数日程の受験も可能
  • 併願しやすい

私立の共通テスト利用型

  • 共通テストの結果を利用
  • 大学ごとの試験なし
  • 合格ラインは科目型より高めが多い

国公立の一般選抜

  • 共通テスト(一次試験、5〜6 教科)
  • 二次試験(前期・中期・後期の日程)
  • 二次で記述・論述が中心
  • 出願は共通テスト後

共通テスト

実施時期

  • 1 月中旬の土日
  • 全国一斉実施

科目

  • 6 教科 30 科目から選択
  • 国語・地歴公民・数学・理科・外国語
  • 2025 年度から情報 I が追加(新課程)

配点

  • 200 点満点(国語・数学等)が基本
  • 大学ごとに傾斜配点あり

対策

  • 基礎の徹底(応用より基礎重視)
  • 時間配分の練習
  • マーク式の慣れ
  • 詳細は 共通テストの基礎

大学受験対策

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国公立 vs 私立の受験パターン

国公立志望

  • 共通テスト(必須)
  • 二次試験(前期)(メイン)
  • 二次試験(後期)(バックアップ)
  • 私立併願を組む
  • 詳細は 国公立 vs 私立大学

私立文系志望

  • 私立 3 科目型が主軸
  • 共通テスト利用型を活用
  • 複数大学・複数学部を併願
  • 合計 5〜10 出願が一般的

私立理系志望

  • 私立 3 科目型(英・数・理)
  • 共通テスト利用型
  • 国公立との併願

出願戦略

併願校の組み方

  • 本命 1〜2 校
  • 中間 2〜3 校
  • 抑え 1〜2 校
  • 合計 5〜8 校が一般的

出願時の注意

  • 出願期間の締切厳守
  • 出願書類の不備確認
  • 受験料(1 校 3〜3.5 万円)
  • 試験日程の重複を避ける

学部・学科の選び方

高 3 の年間スケジュール

時期主なイベント
4〜5 月学年最初の模試、志望校リサーチ
6〜7 月オープンキャンパス、志望校絞り込み
8 月夏期講習で総復習、過去問開始
9〜10 月総合型選抜出願・受験
11 月学校推薦型選抜出願、共通テスト出願
12 月私立出願準備、共通テスト直前対策
1 月共通テスト、私立入試スタート
2 月私立入試本格化、国公立二次対策
3 月国公立前期・後期、合格発表

詳細は 大学受験の年間スケジュール

塾・予備校の活用

費用の目安

受験費用(高 3〜入学まで)

  • 共通テスト:18,000 円(3 教科以上)
  • 私立受験料:1 校 3〜3.5 万円 × 5〜8 校
  • 国公立二次:17,000 円 × 前期・後期
  • 交通費・宿泊費(遠方受験)
  • 入学金:国公立 28.2 万円、私立 20〜30 万円

大学受験対策・情報

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保護者の関わり方

  • 経済面のサポート(受験料・入学金)
  • 情報収集(大学パンフレット・オープンキャンパス)
  • 精神面のサポート
  • 健康管理

よくある失敗

失敗1:入試方式を高 3 から調べる

3 方式の理解と対策の開始時期が違います。高 1・高 2 から方式を理解し、狙う方式を決めることが有効。

失敗2:総合型・推薦を軽視

「本命は一般」でも、総合型・推薦の合格を確保しておくと精神的に楽になる場合も。

失敗3:併願校の下調べ不足

「本命だけ調べていた」で併願校選びが後手に。中間・抑え校も同時に検討

失敗4:共通テスト対策の遅れ

私立志望でも共通テスト利用型で使えることが多く、対策すべき。

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ご注意:本記事は 2026 年 7 月時点で一般に公表されている大学入試制度の骨格をもとに構成しています。入試方式・実施時期・共通テストの科目・配点は年度・大学・学部で変更されます。志望校の入試詳細は必ず各大学の入試要項でご確認ください。

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